fula "Live goes on" 2016.10.25(tue)@吉祥寺WARP


fula "Live goes on"

2016.10.25(tue)@吉祥寺WARP

現体制のラストライブ。
石川さんの「楽しんで行きましょー」から始まったライブは本当にいつも通りで、生意気にも「ああ、fulaらしいなあ」なんて思ってしまった。

オープンの20時過ぎ。並んでるかと思い、慌てて会場に行くと、まだほとんど人はいなかった。それもそうか。今日は平日だ。みんな仕事を終えてから来るのだから、まだ人もいないか。そんなことをぼんやり考えながら、友人と待機。開演30分前を超えるとちらほらと人が入っていき、10分前にはかなりの人が入っていた。


定刻より15分ほど過ぎた21時頃、ようやくメンバーが入ってきた。(warpは後ろからメンバーが来るのかな?)セットを整え、少しずつ音を鳴らし始めたタイミングで冒頭の言葉だ。思っていたよりも平気、という言葉は語弊があるけど、哀しい寂しい感情は生まれなかった。それよりも今、この瞬間を楽しみたい、その欲のほうが大きかった。


最初は何度も、何度もライブで聴いた”KING” 。よりライブモードに切り替わっていった。それでもやっぱり、石川さんと佑麿さんがギターを向かい合って弾くところは、「これが観れるのも最後かあ」と寂しい気持ちは生まれてしまう。でも、でもやっぱり本当に楽しい幸せな1時間半だった。


続く"mayonakabeach"も本当に大好きな曲。「三日月色の海と夕凪かえり道」が発売されてから何度も繰り返し聴き続けた曲。fulaの曲ってなんで何度も聴いても飽きないんだろうってふと思う。そこからは”paraiso long beach”"siricodama"と寂しい気持ちになってさせないまま、楽しく時間は過ぎていった。


そんな気持ちのまま次の曲を待っていたら、聴こえてきたのは、”may so”  完全に不意打ちを食らった。勝手にやらないだろうなって思っていた。もう時効かな?JOINTやったときに実は佑麿さんにリクエスト曲を聴かれて、”may so”って答えたくらいには好きな曲。もうほとんどライブではやらないから、聴こえてきたときには本当に吃驚した。途中、勝手にエモゾーン(笑)と呼んでいる、佑麿さんが一人で歌って、一瞬ゆっくりになった後、一気に楽器が入ってくる箇所があるんだけど、そこはもう涙腺を抑えきれなかった。(ちゃっかり動画に収めたけど笑)


からの”銀河””orion coffee”は本当に... ”maillot jaune”はいつもあのMVが脳裏に反芻される。爽やかな朝の、山をひたすら下っていくシーン。(完全に粟島はあのMVまんまだった)そして気付けば、本編ラスト。”Circle of Flame”<終わらない旅路を 走り続ける勇気を>今のfulaの状況が見事に表された曲で、色々な感情が入り混ざりながら聴いていた。新しい道を歩むことを決めた3人と、そんな状況でもfulaを続けることを決意した佑麿さん。どちらも凄く勇気のいることで、辞めるって相当な決意がなきゃできなくて。4人其々を本当に尊敬する。



でもやっぱり佑麿さんと石川さんのギターを向かい合って弾くシーンとか全員で目配せして入る箇所とか「ああ、最後かあ」って。、、

出会って4年。バンドをここまで好きになることなんて想定していなかった。

でもそれ以降は、泣くというよりも"この瞬間を目に耳に焼き尽くす"ことを重視して観ていた。演奏される一瞬一瞬を大切にしたかった。

みんなそれぞれ今日までに現実を受け入れて消化してきたからこそ泣かずに演奏出来ていたし、しんみりした雰囲気が全然出てなかったんだろうなって思う。

でも最後、ゆうまさんが泣くのは反則だよーーー だってそんなん耐えられる訳ない。こっちも涙腺崩壊だよ。

最後の音が鳴るとき、みんなで目配せして、高木さんが大振りかぶってドラムを叩く。それに合わせる3人。そしたらゆうまさんが前髪で顔を隠すから。気づいたら涙が溢れてました。(わたしの)


演奏が終わって、みんながステージ中央へ出てくる。メンバー同士で抱き合い、高木さんがゆうまさんをまわして、「これからもゆうまをよろしくお願いします!」


愛に溢れた良いライブだった。脱退ライブでこんなに良いライブって中々ないんじゃない?わからないけど。でも素晴らしいライブだったよ。



私が好きになった4人のfula。
山梨で出会って4年。こんなに長い間好きだとは思わなかった。4人だからこそ創れた仲間、空間だったんだと思う。そんな4人に会えて私は幸せだなあと思う。QOOLANDとコンビクでじゃれ合っている4人が今でも思い出せる。

これから始まる新しいfula。
メンバーがマジキチおじさんとマニマニの馬場さんってことで超個性強いメンツ。笑
仲の良いみなさんだからこそ生まれてくる音もあると思うし、それはそれで楽しみ。

どっちにしろ私はゆうまさんが生み出す曲・歌に惹かれると思うからこれからもfulaを応援し続けます。
いつの日か苗場でfulaを観ることが出来る日を夢見て。


onehap

新潟県(ときどき県外)で行われるライブのレポートと日々のこと。

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